途中経過

とりあえず「通るシリーズ」の基礎編4冊の問題集を解答を読みながら(写しながら?)1周終わった。

1周目は理解に重きを置かず(もちろん理解できればそれに越したことはないけれど)、内容の把握(論点の把握)と2級で学習したことを思い出すことを主眼においた。

ちなみに基礎編4冊の学習時間は以下の通り。

商業簿記  I:16.5時間

商業簿記  II:7時間 (連結会計は含まず後回し)

工業簿記 I:11時間

工業簿記 II:15時間

 

2周目はじっくり理解するための学習を行いたい。

1周してわかったのは、

  • 学習範囲はそれほど多くない(過去に取得した電験1種や2種と比較すると、簿記1級の範囲は1次試験の2科目分くらいの分量だと思う)。
  • 簿記2級取得後にすぐに1級にチャレンジすればよかったと後悔。10年前の2級の知識を思い出すことから始めないといけなかった。*1
  • 暗記よりも本質を理解したほうが良い。闇雲に暗記すると膨大な量を暗記しないといけなくなる。加えて応用が効かなくなる。仕訳の科目の名前はしょうがないにしても、仕訳がどの表示区分になるのかは理解する必要がある。*2
  • なぜこうなるのか、ということを質問できないのは独学者のツライところ。たとえば、解答で、これこれは埋没コストなので無視する。という一文でサラッと流しているけれど、なんで埋没コストなの?とか。どの資格のテキストもそうだけれど、その背景にある思想に関するところがよく理解できないのがツライところだ。

 2周目は「理解」を心がけて勉強していこう。

*1:みんな簿記2級で十分で、1級は不要とか言っていたけれど、2級取得できれば1級まで学習を続ければよかった。

*2:おそらく、簿記1級の論点が2級と比べて膨大と言っている人は、1件毎に仕訳や計算方法を暗記しているからだと思われる。