現金

現金

「通るシリーズ」商業簿記 基礎編 I, Chapter 4

 

他人振出小切手は現金とか先日付小切手は受取手形勘定とかいろいろ書かれているが、簿記上の現金とは、 

即時的な支払手段となるもの

という定義さえ理解しておけば、他人振出小切手は現金になるし、先日付小切手では、即時的な支払は不可能なのだから受取手形だろう。

 

当座預金

銀行側と帳簿側で差異が生じた場合には、原因を調査して各々で調整しないとね。ということ。

未渡小切手は企業側で、未取付小切手は銀行側の処理等々、いちいち覚えているとややこしいので、帳簿にすでに反映されているか否かで判断する。

未取付小切手は企業側ではすでに帳簿に取引が記帳されているのだから、あとは銀行側の残高の調整。

 

未渡小切手は帳簿にすでに記帳されているが、「未渡」なので、とうぜん銀行側とズレが生じるので、

  • 費用項目→未払金でとりあえずバランスさせる
  • 負債項目→記帳したときと逆仕訳でバランスさせる

 

とくに悩む必要はない。